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2023-11

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2024年卒 内定者メッセージ

2023年10月の内定式を終えた24年卒の4年生の方に、就職活動に関するインタビューを行いました。

3年生の6月からスタートするインターンシップは、採用の選抜ステップとなっており、採用の早期化が進んでいます。

夏季インターンシップで選抜(大半がオンライン化)、その後に個別面談等が実施され、2月以降の採用面接に繋がっているケースが多く見受けられます。このような状況から、早い段階での就活の準備が必要となっています。

平山澄恋さん
【就活データ】

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー(同)内定       

・志望業界:コンサルティング業界(外資系、日系)、総合商社
・インターンシップ参加:4社(すべてオンライン)1day:3社、3days:1社
・エントリーシート提出:30社
・面接:20社(最終面接は対面)
・内定:2社      

     

(デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)のケース)
インターンシップの募集はなく、説明会から選考直結の採用方式でした。
3年生の7月にESを提出。ES通過後にWebテスト(SPI)を受験しました。
8月上旬に一次試験(6人でのグループディスカッション)を受け、8月中旬二次面接を受けました。
9月10日に最終面接を受け、一週間以内に内定を頂きました。10月以降に5回ほど社員の方も交えた内定者懇親会に参加し、1月末までに内定承諾書を提出しました。10月2日内定式。
各々の面接日程を決める際には、先手必勝と考え、選択できる日程の中でも一番早い日時に受けるようにしていました。
     

【就活の準備】

 外資系コンサルは選考が早く、インターンシップを実施しない企業もあり、すぐに本選考が始まりました。3年生の5月から就活を開始し、自己分析、業界研究を行いました。
 6月からES作成、7、8月にインターンシップに参加。就活は1月まで活動しました。
 総合商社等も選考が進んでましたが、DTFAの内定を承諾したため辞退しました。
       

【企業の決め手】

 裏表のない社風で、学生としてではなく一人の人として尊重し、対等に接していただけた点に惹かれました。内定をいただいた2社で迷いましたが、DTFAはヘルスケアに力を入れており、日本の医療の発展に貢献するという、自分の夢を実現出来ると思い決めました。

【自己理解の方法】

 キャリアセンターから自己分析関連の書籍を複数借り、自分に合う職種や、やりたいことを見出していき、自己理解を行いました。その結果、「チームで団結し人や社会に貢献したい」という自身の就活軸が明確化され、コンサル業を志望しようと思いました。

【仕事理解の方法】

 キャリアセンターから業界研究関連の書籍を借りたり、インターネットでのリサーチを通じて仕事理解を深めました。書籍は情報を俯瞰して得ることができるので、インターネットより有効だと強く思いました。

     
【大学の就職支援サポート体制で役に立った点】

 インターンシップ講義を受講し、就活の全体像を理解することができました。3年生の5、6月からキャリアセンターを利用し、オンラインでES添削や面接練習をしていただきました。また、就活に関する書籍を借りて自己理解を深め、OBOGの就活記録を閲覧しました。

【苦労した点】

 コンサルは早期で選考が始まっていたことやコロナ禍も重なり、相談できる人が周りにおらず不安な時期もありました。そのような中、キャリアセンターのスタッフの方々に親身に励ましていただき、自信につながりました。       

【大学で力を入れたこと】

 飲食店でアルバイトをしており、売り上げに貢献したエピソードをガクチカとしてESに書き、選考を通過することが出来ました。
 また、経済学部の資格取得支援講座で、FP2・3級講座と簿記2・3級講座を受講しました。     

【後輩達へのアドバイス】

 内定は先着順で決まっていくと思うので、とにかく早く就活を始めることが大変重要です。
 自己理解をしっかり行い、「自分が何をしたいか」を見つけることが、基本だと思います。
 やりたいことが分からない場合は、資格の講座を受講してみるのも良いと思います。大学1、2年生のうちから資格の勉強をすることで、興味や知識の幅を広げることが出来ました。内定先から卒業までに簿記2級合格を課されているため、講座での学びが今も役立っています。     

    

新井寧々さん
【就活データ】

三井住友信託銀行(株)内定       

・志望業界:金融業界
・説明会参加:30社。興味のある企業にはすべて参加しました(含むインターンでの説明会)
・インターンシップ参加:25社エントリーし、18社に参加しました(ほぼ金融業界)
オンラインは15社(全て1day)、対面は3社(3days:2社、2days:1社)
・OB・OG訪問:3社(全てオンライン)
・エントリーシート提出:25社
・面接:15社
・内定:5社       

     

(三井住友信託銀行(株)のケース)
3年生の8月に3daysのインターンシップに参加しました。12月に23年卒内定者との懇親会に参加しました。
3月に個別面談を3回受け、業務説明や面接での留意点などのアドバイスを頂きました。
4月1日にオンラインで一次面接、10日に対面で二次面接を受け、その場で内定を頂きました。
6月1日に内定承諾会、10月2日に内定式。      

【就活の準備】

 3年生の7月からインターンシップに参加し、8月に三井住友信託銀行のインターンシップを受けました。8月中旬から約半年間、アイルランドのダブリンに留学していましたが、留学先からも説明会やインターンシップ(5社)にオンラインで参加しました。
 ダブリンと日本の時差が9時間ある為、早朝3時から参加することもありました。12月に帰国後、本格的に就活に臨みました。      

【企業の決め手】

 ゼミでファイナンスを学んでいたこともあり、金融に絞って就活をしました。中でも三井住友信託銀行は国内トップレベルの信託銀行であり、グローバルに仕事ができること、ジョブローテーションが頻繁にあるためキャリアの幅が広いことに魅力を感じました。一次面接を受ける前の個別面談では、社員の方にお話を伺うことで、自分のキャリアを具体的にイメージできたことも決め手になりました。

【自己理解の方法】

 幼少期から現在に至るまでのイベントや、抱いた思い、学んだことを言語化し紙に書き出し、面接で迷わず話せるよう自分史を作成しました。

【仕事理解の方法】

 まず企業のHPを見て、説明会やインターンシップに参加し仕事理解を深めました。質疑応答では積極的に社員の方に質問するようにしました。

【大学の就職支援サポート体制で役に立った点】

 2年秋にインターンシップ講義を受講しました。
 キャリアセンターで3年夏に面接の練習をしていただき、OBOGのデータも利用しました。

【苦労した点】

 はじめは右も左もわからず、コロナ禍で相談相手も限られていたので苦労しました。人前で話すことが得意ではないので面接準備を入念に行い、練習を重ねました。

【大学で力をいれたこと】

 2年生の冬から長期インターンシップで営業をしていたことをガクチカとしてアピールしました。
 また、留学やゼミの活動についても話していました。

【後輩達へのアドバイス】

 ESや面接などは慣れがあるので、早めに何度も挑戦してみることをおすすめします。
 就活中は不安になってしまうことも多いと思いますが、自分がやってきたことを信じて諦めずに取り組めば、必ず良い企業や社員の方に出会えると思います。

【目指す社会人像】

 信託銀行では幅広く金融を学ぶ機会が充実しているため、専門性を高めることで、お客様のニーズに応え、感謝される行員を目指します。



佐藤幹さん
【就活データ】
     
      

三井住友カード(株)内定       

・志望業界:金融業界(クレジットカード会社、リース会社)
・インターンシップ参加:20社(オンライン17社)に参加。3年の5月~1月まで活動 
・説明会参加:インターンシップと説明会を兼ねる企業が多く、説明会のみの参加は5社
・エントリーシート提出:40社
・面接:15社
・内定:3社

(三井住友カード(株)のケース)
3年生の6月からインターンシップの募集が始まり、インターンシップのESを提出。
7月にオンラインでのグループディスカッションと面接を受け、インターンシップに合格。
8月にオンラインでのインターンシップに参加。新規事業の立案などをテーマとした6人でのグループワークに取り組みました。
11月に社員の方との面談を1日1時間、2回ほど受けました。
2月に早期選考の案内をいただき、ESを提出。
3月15日に一次面接を受け、3月27日に二次面接(いずれもオンライン)を受けました。 4月6日に対面で最終面接を受け、その日に内定を頂きました。 4月11日に内定承諾面談、6月1日に内定承諾会(オンライン)、10月2日に内定式。      

【企業の決め手】

 第一志望であったことや、今後も成長が見込まれるクレジットカード業界において上位であり、ブランドに魅力を感じていたことが決め手となりました。内定をいただいた時点で、並行して進んでいた他の選考は辞退しました。

【自己理解の方法】

 面接で質問されそうな事項を想定し、幼少期からの自分の人生で起きた出来事などの自分史を作成し、面接でもすぐに答えられるようにしました。

【仕事理解の方法】

 夏から冬にかけてインターンシップに参加し、仕事理解を深めました。また、インターネットで業界研究を行い、色々な企業を比較検討しました。

【大学の就職支援サポート体制で役に立った点】

 キャリアセンターでOB・OGの情報を入手しました。ゼミの教授から就活の進め方やESの添削、面接対策などのご指導をいただけたことで、早い時期から就活に向けて準備することができました。

【苦労した点】

 インターンシップや面接も全てオンラインで行われたため、対面に比べコミュニケーションの取りづらさを感じました。コロナ禍もあり相談できる先輩がいなかったため、全て自分で考える必要があり大変でした。

【大学で力を入れたこと】

 コロナの影響もあり留学に行けなかったため、自身の成長のために大学2年9月~2月まで、IT系企業で営業の長期インターンシップに取り組みました。

【後輩達へのアドバイス】

 就活ではインターンシップ参加やOB・OG訪問など、やるべきかどうか迷うことが沢山ありますが、悩んだら全てやるべきです。その他、早めに活動すること、準備をしっかりすることをお勧めします。